2015年3月9日月曜日

一宮と、RRR MATERIAL PROJECTのこと




 



繊維の町といえば一宮。
名古屋からJRですぐの場所に、糸の町があるのです。
イタリアのフィレンツェとか、ヨーロッパの毛糸屋さんをたくさん周ったけど、多分世界でも見てかなり珍しい糸屋さんが一宮にあるんじゃないかと思うので、最近糸を買いに行ってきたのでご紹介。

フィレンツェはもちろんヨーロッパの糸屋さんにも興奮したけど、一宮も同じくらい興奮したのです。
なんだろうか。こんなに近くにあったなんて。遠回りだったのか、どうなのかはわからないけど、いろんなところを見て周ったから感じられているんだろうと信じようと思います。
海外からきたテキスタイルアーティストの方とかにぜひ紹介したい町でもあります。


3店舗回ったのだけど、どのお店もおばちゃんが気さくで話してたら、小学生の頃通っていた駄菓子屋を思い出したのでした。

その中のひとつ、い志い商店は http://www.ami-itoya.com/ ヨーロッパの毛糸屋に必ずといっていいほどおいてあった野呂栄作さんの http://www.eisakunoro.com/html/home/index.html 糸がたくさんおいてあるお店なのです。


糸屋さんのある建物の風貌は昭和から続く背の低い長屋のような建物の中におばあちゃんと、おじいちゃんが畳に正座をして販売している姿がなんともいえない風情。

なんだろうかこの違和感と、ある意味新鮮な感じ。
これは写真では伝えられない感覚です。

足を運ぶにはなかかな勇気がいるけれど、編み物、織物、糸を使う人が行ったら必ずといって後悔はしない良い糸に出会えると思います。
そしてなんとも魅力的なのはお値打ちなこと。
一宮で作られた糸が産地で売られるからそれは安いのです。
ただ、カセが多いから玉巻きにしないといけない手間がかかるから安い理由のひとつでもあるのです。

糸屋へ向かう途中の商店街

あ!!ミヤタだ!

糸屋のある長屋の案内看板

長屋にはいろんなお店があるので一周ぐるりと回ってみてください。


糸屋の先は神社があります。未年の看板

カセが山積みされた不思議な風景

 


い志い商店さん

い志い商店さんの野呂栄作の糸棚

 

い志い商店さん

 

 


私が一宮へ行くようになったのは、キオンさんが主催しているこのイベントのおかげなのです。
RRR MATERIAL PROJECT
https://www.facebook.com/RRR.MATERIAL

キオンさんの仕事
http://www.kionstudio.com/


RRR MATERIAL PROJECTは、繊維の町には工場がいっぱいで、そこで作られたデットストックの糸、生地、ボタン、レース、紐とか、普段目にしない工場にしかない、端材、糸の色見本、刺繍用の型とか、もういろんなものが詰め込まれて、テンションがおかしくなるほどのものがたくさん並ぶマーケットなんですね。
で、なんといってもイベントが行われる場所の建物が近代建築なんです。
いろんな楽しみがあるイベントです。

もし一宮へ行くなら4月29日に開催されるRRR MATERIAL PROJECT(アールマテリアル)の日とかぶせて行くのをお勧めします~。
フライヤーも出来上がったので東京へ持っていくのでほしい方お声かけください~


asuka miyata 
 
Twetter: @asuka_miyata
Loop: knitting free paper http://www.facebook.com/#!/LoopFreePaper

0 件のコメント:

コメントを投稿