2012年5月22日火曜日

玉巻き機と、柄編み

・・・機械編み研究のこと・・・
・・Knitting machine Labo・・

2012・5・20 (SUN)

6回目
6times



今回は先日もらった、玉巻き機のテストと、デザイナーズニットの続きをします。


前編んだら、糸が切れてしまった糸を、玉巻き機にセット!
巻き終わった後の写真は忘れてしまった為、、、今度載せます。



・・・デザイナーズニットでネコ柄を編む・・・

前回の続きおばちゃん柄とおもったら、パソコンを開いたら、こんなにかわいい猫が、いたので、ねこ柄で挑戦に変更しました。

最初極太の糸をセットしたら、糸が太すぎて編み進められるものの、、、完成までいかず、5回トライしたが、挫折しました。
なので、今日は、玉にした糸と、細い糸で、番手違いの糸で編んでみたいと思います。



ネコの画面です。

グレー:玉巻きにした、1/3ウール100%の糸
オレンジ:2/48ウール100%の糸
二つとも工場で残った半端糸です。

玉巻きにした、グレーの糸は前の状態では編めなかったのですが、玉巻きにしたら、編めたので、恐るべし!玉巻き器。糸の巻き方で、編めるようになる。テンションや糸にかかる負荷でこれだけの違いがでるのがわかりました。
使えなかったものが使えた瞬間はわーーわーー!!と一人で楽しくなりました。




続いて上の糸使いを逆にして表情を変えてみました。

同じ柄なのに、違う太さの糸で、表情がガラッとがらりと変わります。
今回はかなり太さに差のある糸で編んだので、縮んだり、デコットなったり、できたときの表情が面白くなりました。


・・・玉巻きした糸でなわ編みに挑戦・・・

ネコ柄はできたが、なわ編みはできるのだろうか。。。
糸は弱いので、心配しながら、編んでみました。


少し失敗しましたが、編めました。やはり、玉巻き機。



今回の反省と、これからについて。
キレイに編むことをもっと追究しなくては、いけません。見ての通り、まだまだ、です。
なにか、小物を作れるくらいに。
次回は、キレイに編み上げることに集中したいと思います。



2012年5月21日月曜日

編み機をもらいに

・・・編み機をもらいに・・・

2012・5・11 (Fri)

名古屋へ帰るタイミングで、親に前から頼んでいた編み機探しの聞き込み調査が、進み、編み機を二人から受け継ぐことになりました。
ここでまずは使いこなせるように、と、意気込みをこめて、もらった編み機を紹介します。


①ribu Knitting machine


今はなき、Silverのリブ編み機
持ち主は使い方がわからずリブ使いににはなれなかったそうです。
目指せリブ使い。





② Knitting machine 

レトロなSilver の編み機。
パンチング機能も付いていて、パンチングを新しく工作機械で作りたい!
と夢が膨らみます。パンチング機能では柄が作れます。


③糸交換装置

多分2色以上の糸を使う場合に使えるのでは?という期待大のオートチェンジャー。




④brother  Knitting machine amone

①の機械より太い糸で編める機械だそうです。
なにができるか楽しみです。




⑤ball winder and hank....

糸を編みやすくしてくれる、玉巻き機
これで、編めなかった糸も編める可能性が出てきました。
普通に売っているのですが、ここでもらえるとは思っていなかったので、感激です。

カセ繰り機
カセになった糸(染めた場合の糸の状態)を毛糸玉にしやすくしてくれる機械。






他には、編み方の本や、成型の本や、古い貴重そうな資料(探してもなかなかないであろう資料)付属品をもらいました。
使いこなせるように、そして、これからの研究に役立てるように、私が、編み機使いになるよう、いろんな人に助けられていることを忘れず、日々研究をできるように楽しみたいと思います。

両親と、編み機をくれた、おばさんに感謝!

鍛鉄のこと



・・・鍛鉄・・・
・・wrought iron・・

2012・5・4 (Fri)



鍛鉄工芸家の加成さんのところへ鍛鉄体験をしてきました。
鉄を叩くと聞かされ興味深々で一緒についていったら、もう、きゃーわーなにこれー感激の連続でした。

写真は撮り忘れてしまいましたが、工房には、機械と、たくさんの鉄と、炭と、作品が並んでいて、
興奮!!みてもみても、飽きない。これは?これは?
となんでも、聞いていました。





鍛鉄はコークスで鉄を熱して、柔らかくして、ハンマーで叩いて形を作っていきます。
加成さんの叩く姿はまさに、というこの勇ましさ。
ハンマーで叩いて、叩いて、最後には繊細な線の鉄になります。
どうして、こんなに、叩くのに、不思議なくらい繊細なんだろうと。うっとりしました。


そして、体験開始!先生のお手本をみて、マネしてみるが、、、、。
もちろん、思うようには、形にはなってくれなく。最初は張り切って叩くいていたが、次第に、手が重くなり。疲労が。これは大変だとしみじみ実感するのでした。
鋳造と、鍛鉄の違いは、鍛鉄は、叩いて形を作るので、叩いた後の様な、独特な味がでて、鍛鉄だと、わかるそうです。





みんなが、鍛鉄体験中におとなしく、まっている、ぬいぐるみみたいで生まれて半年くらいのチャンス。


そして、体験が終わり、おなかもすいたので、ご飯へ。
そのあと、加成さんの作品と、奥さんのセレクトされた雑貨や、器やいろいろ並んでいる江州屋へ。
またしても、写真を撮り忘れ。入口も、お店の中も雰囲気のある、空間で、置いてある商品も、もちろん作品も、すてきでした。
お店の周りは商店街になっていて、古い建物等で風情もあり、埼玉の飯能という、土地の魅力を知り、また、お祭りの季節に行きたいなーと思うのでした。

お世話になった、加成さんと、と友達に感謝です。

ぜひ、埼玉へお出かけの際は、立ち寄ってみてください。






2012年5月9日水曜日

糸の種類を変えた編みとデザイナーズニットソフト

・・・機械編み研究のこと・・・
・・Knitting machine Labo・・

2012・5・3 (Wed)

5回目
5times



今回は、今までの糸ではなく、違う糸の種類での編みと、パソコンと連動した、編みをします。
まずは、違う糸の種類での編みから。

・・・撚り糸/極太・・・





撚り糸とは・・・
2本以上の糸で作られた糸、または、違う色の糸を撚り合わせて作られた糸のことをいいます。この糸は杢目調にはみえないのですが、双糸、杢糸、撚り杢糸とも言います。
シロとクロ、シロとキイロの糸は、糸の状態でもかわいいので、生地にしたら。。。と想像を膨らませ、いざ挑戦!

結果・・・少し編めたが、二本の糸で構成されているため、編機の針が糸と糸の間に、入り、つっかえ、編みを進めるのが困難でした。こんなにかわいい糸なのに。残念。
パオちゃんから、聞いていたことは、こういうことなのか。と身にしみて実感しました。
もう少ししっかり撚り合わさっていたら、針が糸の間に入ることはないのかどうか、糸を捜してみようと思います。



・・・2/48ウールの糸・・・

「2/48」とは・・・
糸の番手(太さ)です。編機に対して、細い糸での編みをしてみたいと思います。
編めることは出来ましたが、なにか調子が悪い。
それで、何回か挑戦しましたが、、、写真のように、毛がでた、失敗作がたくさん出来てしまいました。
この失敗した生地たちは、今までの通常の糸とは違い、面白いので、何かに出来るかもしれないと思い、渦巻きにしてみました。
細い糸は編めるが平あみだと、くるっと丸まってしまうので、次回違う組織ができるか、検証します。




・・・デザイナーズニットソフトでおばさん柄を編む・・・
そうこうしているうちに、あっという間に夕方、、、はあ。。。と思っていたら、パオちゃん登場!ゴールデンウィークなのに、えらい!とカンゲキし、違う用事できたのに、つかまえて待望の、パソコンとの連動の仕方を教えてもらいました。

おばさん柄
途中の表の顔
おばさん柄
途中の裏の顔

おばさん柄
パソコン画面
ここまでで時間切れのため、終了。
次回につづく・・・




元々入っている柄を使用してまずは編み試しをしました。
糸の調節をせずに、開始しため、ひっかかって、前に進まず時間が過ぎていきました。やっぱり、どんなときでも、まずは、糸の調節と、編み目の調節試験をし、本番にとりかかる。という基本が大切だと実感しました。
確かに、ミシンを使うときかならず、調節するじゃないか。。と振り返ってしまいました。

調節をしてからも、二色使いなので、通常の平あみとは違い、勝手が違いました。
なかなか、スムーズにいかず、苦戦。何が悪いのか、原因が分からなかったので、時間をかけて、原因究明したいと思うのでした。


これからは、編むだけではなく、ものを作ることを考えていきます。
おばさん柄で、簡単なポーチなんか作ってみようか、はたまた、ガマ口を付けてみようか、どう料理しようか。完成したら、また、UPします。




日々の研究の記録として、ファイルと、ノートを作りました。






2012年5月8日火曜日

なわ編み研究2

・・・機械編み研究のこと・・・
・・Knitting machine Labo・・

2012・4・29 (San)

4回目
4times


交差編みの研究で、ニットパターンワールド500を継続して参照し、少しだけ編み試し。



・・・前回の失敗から、No.124の改良を行う・・・


前回より編み目をゆるく設定し、再度挑戦してみました。
いい感じ!とおもい、ルンルンで編みを進めていましたが、、、、やはり、目うつしに無理がある、柄なので、途中から、つっかえ、スムーズにいきませんでした。
無理をして、改善し、それでも、やはり、機械に影響がでるのでは?といくらいの感覚だったので、これから、このNo,124を出来る柄、無理な柄、を見分ける指標にしていくことに決定!
で、次に、出来るであろう柄に挑戦します。



・・・この柄なら!と選んだなわ編みに挑戦・・・




No.111を編んだ結果、編みは問題なし。柄は。。。
見ての通り、違う柄になっております。理由は・・・・
No,111 は、おもて編み、うら編み、プラス交差編みで構成されています。
編機で、編んだものは、おもて編み、交差編みでしか構成が出来なかったので、違う柄が生み出されました。
同じ柄を作るには、デザイナーズニットで、おもて、うら編みの柄組をして、交差編みはアナログで作っていく作業が必要なのかも?!しれません。

今回は、パソコンとの連動が分からず、できなかったので、次回から、パソコンと連動させて、近いうちに、柄を組めるようにしていきたいと思います。
引き続きアナログ手法の、なわ編み研究を続けながら、編機の可能性を探っていきたいと思います。